Merry 発売日(お正月さえ過ぎてしまいましたが…)!
無事にyumboの「甘い塊」発売日の聖なる夜を迎えることができました。
ontonson通販でもちょっとびっくりする量のご注文をすでに頂いていて
嬉しい限りです。ありがとうございます!
さて。
ご好評を頂いているyumboの装丁、
本日は、帯とトレイ下の印刷物についてのお話です。
みなさん、活版印刷、って知ってますか?
いわゆる、昔ながらの印刷技術、なのですが、
「金属活字を拾って(作って)、版を組んで、1枚ずつ印刷機にセットして、紙に刷る」
というもの。
正確無比なレーザープリントが主流の中で、今、
そのあたたかみのある仕上がりが見直されているんです。
1枚1枚刷るから、どうしても、
インクののりにムラがあって、かすれや色の濃さに差異がでたりもします。
紙をさわると、版を押した部分が、すこしへっこんでいる、というのも特徴。
この手触りがまたよいのですよ。
今回は、その活版印刷の技術を、
yumboの帯とバックインレイの印刷に利用することにしました。
これはもちろんアキラックスこと佐々木暁氏のアイディア。
yumboの雰囲気にはレーザー印刷はなくて、ひとつひとつ丁寧に刷る
こんな方法がしっくりくるだろう、ということなのです。
今回はその活版印刷のお手伝いを頂くために、
オールライト工房さんにお願いをしました。
http://www.allrightkoubou.com/allrightkoubou/
とってもお若いご姉弟でやられているこの工房。
ご相談に伺い、いろいろ見せて頂いたりも。

引き出しにずらーっと並んでいるコレが、金属活字。

一文字ずつ、探して組み立てるんですよー。

こちらは印刷機。
ちゃんと「刷る」んです。
これをふまえて、アキラックスが作ってくださったのが、このデザイン!

ろうそくの炎も、ふわふわのケーキも
全部「文字」で表現。さすがです。感服。
実際の印刷、版組みなどは、新宿区榎町にある
「佐々木活字」さんにお願いしました。

これが、タイトルですね。
帯の背の部分です。
この文字たちをハンコで押したものをつかって
盤面もデザインしました。

活字ひとつひとつはこんなにちっちゃいんです!

手に乗せると一目瞭然。
今回は本当にたくさんの方のお力を借りて、
帯とトレイにまでたっぷりの愛情をかけることができました。
ぜひ仕上がり具合は、その目で確かめていただけたらうれしいです。
次回は最終回、歌詞カードの豆本、作り方講座で〜す!